<Youtubeのミヤネ屋の【火災保険申請サポートの裏側】の動画、変ですね!共有の埋込で引用>
保険金詐欺に対する注意喚起かと思いきや、「保険金請求するあなたに詐欺容疑が掛かりますよ!共犯ではなく保険金を請求する、貴方が主犯ですよ」って、言ってることは間違ってはいませんが、見方によっては被災者を脅しているの?と勘繰りたくなります。これまで、騙された方々には、お気の毒と思います。しかし、この報道番組は視点を変えると、「寝た子を起こす」魔力を拡散しています。ハッキリ言えることは、この報道後ネット広告が数倍、イヤイヤ!数十倍【火災保険申請申請サポート業者】の呼びかけ広告が増えたと感じているのは私だけでしょうか?新規参入者も増えているように感じます。しかも、全国ネットで業者間のネットワークが完成しつつあるような気がします。
<その原因は何かな?>
保険会社の裏側の実態が見透かされてしまった報道であったためだと推測します。悪徳業者の手口を生々しく製作されてはいますが、【30:05】西山ディレクターは「亀井弁護士によると、保険請求は最初から最後まで、自分自身で行ってください。分からない場合は、加入している保険代理店に相談してください」と言いながら、その呼びかけに対し、何一つ請求の方法の解説、風災、雪災及び自然災害被災の定義の公開を行っていません。さらに、素人が発言した「こんなものまで請求していた」とあきれ顔で宮根さんはおっしゃってましたが、その「こんなものまで」て何ですか?多くの方が知りたがっていると思いますが説明がありません。【20:47】AIG損害保険(字幕にナレーション)保険金支払い部門課長(字幕)の屋根板金が曲がったことに対して「この変形の仕方と言うのは、強風、台風によっての変形とは到底考えられないと私は思っております」と言っておきながら、映像はには下手なぼかしを入れて素人に分からないようにしていますが、残念ながら専門家にはよく見えています。ナレーションでは【”台風で屋根が壊れた”と、そう契約者である顧客から請求依頼が入ってきた。しかしこれは不正に保険金を請求している可能性が極めて高いというのである】ホンマかいな?だったらぼかしはやめてください!見てみたいです。【21:23】保険金支払い部門課長の発言「この部分が局地的に鋭角にメクレ上がるということは、どんだけの強風が風が吹いたというのか、家もろとも吹っ飛んでしまうような風でないとありえない」最大瞬間風速25m/s前後の強風が通り過ぎた現場を調査したことがないのですか?なんて突っ込み入れたくなります。
この様な事故も起きていますよ。鉄板よりも固いステンレス屋根葺き材がこのように歪んで引きはがされています。自然の力を軽々しく考えるのは、経験のない人であるがゆえに仕方のないことでしょうがだからと言って、保険申請者を盗人呼ばわりするのは許せませんね。瓦や鉄板が剥がされるのは、吹き飛ばされるだけではないですよ。緩い勾配の屋根面をすり抜けるとき発生する揚力の力はとてつもない力で吸い上げることを忘れてはいけません。最大瞬間風速25~30m/s位で家もろとも吹っ飛ぶことはありませんが、瓦や鉄板葺の一部がが剥がされることはありますよ。
この発言と素人の「こんなものまで」発言が類似現象であれば、真っ当な業務を行っているプロの調査鑑定者が確認したら、貴方は大恥かくことになるのではないでしょうか?全体的に保険会社の発言は陳腐なものが多く、悪徳業者がハンマーで瓦を割ったシーン以外は説得力に欠けます。保険会社にとって、これ以上発言できない、イヤイヤ!発言したくない何かが・・・・国民に知られたらとんでもない急所をバラしてしまうことになり、一気に保険請求が増えると心配されたのではないでしょうか。その思いと迷いと警戒感を「保険会社は家が吹っ飛ぶくらいの現場しか知らないんだろう」と見透かされ【火災保険請求サポート業者】は「一気にやれ!」「へ―!そんなことが出来るなら当社もやるぞ!」なんて状態になったのかもしれません。
<保険会社が取るべき道とは>
結果的に、正当に保険金請求の建物調査を行っている調査会社の方々や、保険金で家の修繕費用を提案する建設業者の方々の勢いに、ガソリンをブッカケタ形になったようです。この燃え上がった炎は、もう消せません。本気で消火したいのなら、請求マニュアルを作成して、台風、強風、降雪、などが発生した後の建物の傷、損傷について、素人に分かるように火災保険申請マニュアルを保険加入者全員に手渡しして頂きたいものです。信頼できる保険代理店の担当者が、持ちまわるのも良いでしょうし、インターネットでビデオを流し、実際の写真を見ながら解説するのもよいでしょう。ユーチューバ―の皆様に分厚い解説書を送るだけで、無料で喜んで配信して下さると思います。もちろん私も喜んで、お金なんかいりません。国民すべての方に届くように頑張ります。・・・・と言うか、【28:48】西山ディレクターが「坂本常務理事は、悪質な業者名、さらには、その手口、見積の書式書式などを保険会社間で共有してチェック体制を強化していく」亀井弁護士が警告しています。「貴方も共犯に!?とのことなんですけど、これを無くす為に、AIが不正請求を検知する、時代にこれからなっていく」なるほど、大阪のサポート業者の受付が、現場にやってくる調査会社は福岡市の会社だったという話も聞いています。受付会社と調査会社は違うんですね。もちろん、それが悪徳業者とは言えませんよね。悪徳業者を撲滅するにはこの番組は良い方法かもしれません。 AIを導入するなら、保険会社に火災保険申請書が届いたら、AIを使って審査してください。簡単でしょう。鑑定人の仕事は凄く楽になります。鑑定人の鑑定能力、知識の有無によって保険金が出る出ないの不公平・不平等が無くなります。写真をAIに読み込ませ、工事に必要な仮設工事や行政への届け出、現地のgoogleマップで建物を検索し、道路情報は行政から頂き、道路使用許可申請の有無、道路占用許可申請の有無、などなどチェックできるでしょう。AIだったら、建設工事において法遵守の原則も迅速に検索照合して、申請見積書に記載されていなければ、AIが「請求から漏れてましたよ」と増額できますしね。そして迅速に、被災者に保険金を支払う仕組みを作ってください。そうなると、鑑定人はマニュアルに基づいて、現地の確認を行い、道路情報や近隣の写真、建物全体の写真をAIの読ませて申請書類と内容が一致しているかの照合から査定金額迄をAIにお任せの方が良いようにも思えます。災害が増えたとしても、鑑定人は楽々沢山の保険申請書の処理が出来ると思います。被災者にとって何が一番良いかと言うと、鑑定人による鑑定結果の不平等が、AIでしたら多少は解消できるだろうということと、災害が多いからという理由で、査定作業を引き延ばされ、1か月以上も待たされるたりすることもなくなります。もちろん、保険会社には、火災保険対象事故の可否に対する細かな判断マニュアルは作成してほしいですね。保険対象事故可否情報をブラックボックスに閉じ込めて、保険加入者に一切示すことなく保険契約をするのは法律違反?憲法違反になるのかな?分かりませんが。金融庁は、ハッキリと姿勢を示してほしいものです。我々高齢者は少ない収入から保険料を工面して毎月払っているのです。
<その結果保険請求が増えて、保険会社が経営不振になる様だったら・・・>
その時は、保険商品を5種類か10種類に広げて、保険でカバーできる内容を細かく決めましょう。それに対して保険料を安いものから高いものへと、国民に選択権を与えたらよいと思ます。現在も損保会社と共済組合では風災、雪災などでの支払金額内容が月とスッポンくらいあります。損保会社の場合、風災や雪災の申請をすると状況によっては100から150万円くらい査定がある場合でも、県民共済や郵貯だと、15から18万円くらいの御見舞金で終わります。その代わり県民共済や郵貯の掛け金は超安いです。そもそも共済と損保では存在する基本的な目的が違います。損保会社も共済組合の様に風災や雪災などは手厚い補償から見舞金程度の商品をそろえて、国民に選択権を与えればよいと思います。農協の共済の商品の中には損保と何らそん色のない共済商品もあります。火災保険申請サポート業者に「お宅の屋根台風被害にあってますよ。保険申請お手伝いします。」と勧誘され、支払保険金が増えたから、嘘までついて出し渋るのは良くありませんし、火災保険申請者が質問状をだしているのに回答が出来ないからと言って、弁護士を雇って「そんぽADRセンターに紛争申請を出したら裁判所に訴訟を起こすぞ」と脅しをかけるのは恥知らずの行いです。そんぽADRセンターの人もあきれていました。今年も昨年の倍以上の火災保険申請が発生すると予想しています。損害保険会社には誠意をもって対応していただきたいと願っています。日本損害鑑定協会も襟を正して知識と調査査定の標準化、zoomを使ってでも定期講習会を行い、鑑定人の質の向上と鑑定能力の引き上げを行ってほしいものです。
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